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バナナは、一年中店頭に並んでいることが当たり前の時代。
バナナは、一年中店頭に並んでいることが当たり前の時代。

バナナは、一年中店頭に
並んでいることが当たり前の時代。

バナナは、一年中店頭に並んでいることが当たり前の時代。

■果実マーケットの現状とバナナ市場の動向

総務省統計局の家計調査によれば、この30年間で家庭内における果物の年間消費量は落ちているものの、バナナの消費量は増えています。一世帯(※1)当たりの年間消費量は18.48kg(※2)。一人当たりに換算すると7.78kg(※3)になります。国内で流通する果物のなかでは、バナナが年間消費量トップの座にあります。

■バナナの消費量が伸びている要因

バナナに含まれる食物繊維やカリウムなどの栄養素の効果が広く知れ渡るようになったことで、美容や健康のために喫食する人が増えたことが挙げられます。また、手軽で腹持ちがよいことから、パンやごはんの代わりに朝食として食べたり、アスリートが運動前のエネルギーチャージとして取り入れたりなど、喫食シーンが広がったことも要因といえるでしょう。
その結果、季節による消費量の変動はあまり見られなくなっています。かつては、春と秋に伸びて、夏と冬に落ちる傾向にありました。すいかやりんご、みかんといった国産果実が旬を迎えると、消費者は、その季節の果実を好んで食べるからです。しかし、近年ではバナナの喫食理由が多様化したことで、消費量は年間を通してフラットになりつつあります。

■今後のバナナ市場について

現在、日本で流通するバナナの約8割(※4)はフィリピンからの輸入によるものですが、中国をはじめとする他国との間でバナナ争奪戦がはじまっています。
実際、2018年のフィリピン産バナナの輸出量は、初めて中国向けが日本向けを上回りました。中国国内でのバナナ消費が伸びていることや、中国産バナナの生産量が、異常気象やバナナが立ち枯れてしまう病気が原因で、大幅に減少したことが背景にあります。
この20年間でバナナ業界は急速に変化しました。バナナはかつて、房売りなどのシンプルな販売形態でしたが、現在では産地でカットし袋詰めされ、パッケージやサイズ・量目といった店頭での差別化が進んでいます。より甘みの強いバナナをつくるために、寒暖差のある高地栽培が進んでいるのもそのひとつ。それ以外においても、原産国や品種、栽培環境、追熟方法などで違いをうちだしています。
  • ※1:2人以上の世帯
  • ※2:数値は、総務省統計局 家計調査2017年より
  • ※3:数値は、財務省貿易統計 統計国名符号表の2017年輸入合計(kg)を、総務省統計局発表の2017年10月時点での総人口で割ったもの
  • ※4:数値は、財務省貿易統計 統計国名符号表2017年より
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