






みんなは「バナナの見た目はどれもおなじ」って思っているんじゃないかな?
じつは、バナナは育った場所や種類によって大きさや形がちがうんだ。
バナナはどうやってできるのかを調べながら、
世界のバナナのちがいをいっしょに見ていくよ。


バナナは木のようにみえるけど、実は草の仲間の植物でブドウのようにたくさ
んの実をつけるんだよ。みんながよく食べているあまくておいしいバナナは、
果実の部分なんだ。実ったばかりのバナナは緑色をしているよ。
バナナがとれる南国から船に乗って日本にとどいたあと、黄色く熟す加工を
してあまくなるんだよ。

バナナは「バナナハート」とよばれる赤紫色の大きなつぼみが1枚ずつめくれ
るたびにバナナの赤ちゃんの実とその先に咲く小さな白い花が顔を出すよ。
バナナがよくとれるフィリピンでは、この赤紫のつぼみも料理に
使われるんだって!


バナナには「そのまま食べるバナナ」と「料理に使われるバナナ」があるよ。
世界にはぜんぶで300種類以上のバナナがあるんだって。
日本で売られているバナナのほとんどはキャベンディッシュという種類。
そのまま食べられるあまいバナナだよ。

世界のバナナを見てみると、緑色や赤色をした小さなもの、牛の角のような形
をした大きなもの、一本一本がぴったりくっついたものなどさまざま。
もちろん、見た目だけじゃなくて味や食感もちがうんだ。
バナナっておもしろいね!